イタリアの離乳食とオリーブオイル
イタリアでは、質の良いエクストラバージンオリーブオイルが、体に良い栄養素を含んでいることを誰もが知っています。そこで、オリーブオイルが、離乳食の始まった赤ちゃんの食事にどれだけ良い作用があるか少し紹介させてください。
イタリアで出産、子育て、仕事と経験する中で、毎日食卓に欠かせなかったのが、オリーブオイルでした。娘は私が食べたオリーブオイル入りの母乳を飲んでいましたし、離乳食を食べる時期になると必ずと言ってよいほど食べる直前にオリーブオイルをひとかけしていました。オリーブオイルはイタリアの食卓にはか欠かせない一本です。
エクストラバージンオリーブオイルには、多くの抗酸化物質とオレイン酸などの一価不飽和脂肪酸が含まれており、子供の適切な成長に役立つ微量栄養素も多く含まれています。イタリアの小児科医は、離乳食が始まった子供達の食事にエクストラバージンオリーブオイルを使用することを推奨します。特に離乳食には加熱していない生のオリーブオイルをティースプーン一杯ほど食事にかけてあげる事を勧めています。
オリーブオイルは、A、EやDといった重要なビタミンを赤ちゃんに与え、栄養価も高く、しかも身体への負担がありません。実際、オリーブオイルは腸の粘膜を傷つけず、酸性に傾かないので、赤ちゃんが食事をよく消化することが出来ます。
実際、私の娘も便秘になった時にはオリーブオイルに多いに助けられました。エクストラバージンオイルは腸の通過を促進するため、便秘や排便不順の赤ちゃんに特に適しています。したがって、母乳や人工乳だけで育ってきた赤ちゃんが、より多くの固形物を摂取することに慣れるために、消化器系全体を鍛えるための優れた味方であると言えるでしょう。また、神経系の形成を助け、骨をしっかりと丈夫にすると言われています。
